『それは足からはじまった ―モビリティの科学―』
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ISBN-13 9784765516105
人間は「交流する動物」であり、人間の歴史はまさに交流の歴史といってよい。その交流のしやすさの善し悪しが「モビリティ」であり、それは「交通システム」に規定される。本書は、「なぜ?」に力点をおいて、物理科学的視点、人間科学・社会科学的視点の双方から、モビリティを考察する読み物である。東大教養学部「人間社会と交通システム」の講義テキストでもある。 目次
[第1部 ものから捉えた交通]
第1章 推進力を得るしくみ
1.1 エネルギー消費と速度の関係
1.3 翼とプロペラ
第2章 抵抗を減らす・抵抗を生かす
2.2 大きさと抵抗の関係
第3章 ビークルの運動
3.1 乗り心地を決めるサスペンション
3.2 走行路の機能と破壊モード
3.3 磁気浮上のサスペンション
3.4 乗り物はなぜ曲がるか
3.5 航空機の姿勢安定
3.7 運動の最適制御
第4章 交通システムを計画しうまく動かす方法
4.1 交通システムの容量はどう決まるのか
4.3 交通ネットワークの計画と制御
第5章 モビリティと環境保全技術
[第2部 人と社会から捉えた交通]
第6章 人間行動のメカニズムと交通
6.3 人間行動の調査と交通計画
第7章 安全・安心なシステム設計
7.3 安全と安心を設計する
7.5 道路の設計と交通安全
第8章 交通と社会のインタラクション
8.1 交通と立地の相互作用とそのメカニズム
8.2 都市の姿と交通の姿
8.4 競争と共同のメカニズム
8.5 交通と市民のかかわり合い